2024年|新年のご挨拶

INFORMATION / 2024.01.18

 

能登半島地震により被災されたすべての方に謹んでお見舞い申し上げます。皆様の安全と、1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 

中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。

再生建築研究所は、創業して12、法人設立9目を迎えます。は設立10周​に向けて邁進して参ります。

 

「建築の不可能を可能に」をモットーに設計を行い、これまで取り壊すしかなかった様々な建築を再生建築によって生まれ変わらせてきました。

 

は、北海道ボールパークFビレッジ ホテル計画レストラン計画、HOTEL B4T AKABANE、QUICO神宮前再生計画、新中野豊国ビル再生計画、日本橋浜町鶴野邸・宮崎製袋ビル再生計画の6作品が竣工いたしました。北海道での新築物件に加え、東京の異なるエリア、条件下で再生建築を実践し、再生建築の新たな可能性を模索する1となりました。

 

2024は「サイセイ元」と掲げております。サイセイとは建築が持つ記憶や空気を引き継ぎながら、時代に合わせて建築を更新していく手法です。我々はそんなサイセイの普及に向けて、より具体化するための様々な協力を受けながら、研究分野における活動にも精進しております。特に再生建築の価値の定量化や過去物件を基にした分析に力を入れて参りますので、ご期待ください。

 

また、ブランディング、コンサルティングといった、仕組みや運営に携わるプロジェクトも継続しており、建築の領域を超えて、不動産や金融との連携を目指したサイセイの可能性を探求しております。

 

「壊す更新の文化」が主流とされる日本の建築の平均寿命は約30と言われ、欧米のように100を超えるような都市と比べるととても歴史が浅いです。我々は日本の街や都市も日本特有の「残すサイセイの文化」とすべく今後も精進して参ります。

もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2024 吉日

株式会社再生建築研究所
代表取締役 神本豊秋 スタッフ一同

 

 

「新中野豊国ビル再生計画」

青梅街道沿いの築50のオフィスビルの再生計画。

減築によるバルコニーを南北に設けることで容積率の超過・違反増築の是正を行うと同時に建物全体の積載荷重を減らしている。加えて居ながらの再生も実行しており、再生を経て新たなオフィスの価値を生み出した。

URL|https://saiseikenchiku.co.jp/works/shin-nakano/

撮影|Kenta Hasegawa

 

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