WORKS

東京大学総合図書館(川添研究室担当作品)

100年ぶりの東京大学総合図書館の再生

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東京大学総合図書館(川添研究室担当作品)

100年ぶりの東京大学総合図書館の再生

建築基準法制定前の1903年に竣工した総合図書館の書架拡大に伴う保存再生。東京大学は当時100万冊の貯蔵スペースを4倍にする増築を計画していた。しかし、既存図書館の象徴的な空間である、5層吹き抜け空間は既存不適格であり、増築を行うとこの大空間を損なうような是正が必要であった。加えて、是正を回避するために既存建物と切り離して増築した場合は、既存図書館と増築部分が完全に分離するため、一度外部に出ないと出入りができないという課題があり、長年計画が進んでいなかった。既存不適格を維持し、かつ、図書館と増築部を外部に出ずに行き来できる動線を確保した設計とスキームを提示。基本設計から携わり、歴史的空間の既存不適格の維持と、増築部から総合図書館に直接アクセスができる計画として再生した。

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CREDIT
小川重雄 TOP,01-07

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